※虫ダメな方、写真あります!ごめんなさい。
ニームオイルは虫にとって毒であり、害虫駆除に非常に効果があります。
しかし、我が家ではアゲハ蝶が飛び立つのを楽しみにしています。でもハダニやアブラムシは駆除したいのでニームオイルを使いたい。
そんな我が家のニームオイルの使い方はこうなりました。
ニームオイル散布した柑橘類
ハダニ退治を悩んでいた5月はニームオイルの効果を疑っていた頃。
実験的にやってみよーって事で散布しました。
既にジャンボレモンにはアゲハ蝶の幼虫がいたのでここにはニームオイルの散布はせず、他の柑橘類は葉っぱの裏表にたっぷり散布。
ハダニへの効果は絶大で、散布翌日から生きているハダニの数は激減!
それから週に1回の散布で、7月現在ではほとんど見なくなりました。
アブラムシは散布翌日は生きていたので効果なしと早合点し、いつものようにマスキングテープでペタペタと駆除しましたが、現在では姿を見なくなりました。
ハダニとアブラムシは効果の日数は違いますが、どちらにも効果ありでした。
柑橘類だいすきアゲハ蝶
アゲハ蝶は柑橘類が大好き。
7階のベランダまで飛んできて、アゲハ母さんがせっせと卵を産んでいきます。
今年最初のアゲハ蝶が飛び立った第一波が過ぎると、第二波は意外に早く来ました。
いつの間にか見覚えがある黄色い粒の卵がいくつもあり、それが次々に孵化。小さい黒い子たちがウロウロし始めました。
ジャンボレモンにはニームオイル散布していませんが、シークワサー、すだち、マイヤーレモンにはニームオイルを丁寧に葉っぱの裏表に散布しています。
そこにも産み付けられた卵があり、アゲハの幼虫たちがいるんです。
ニームオイルはアオムシたちを食欲不振にさせ、脱皮阻害をするそうです。
ニームオイル散布した葉っぱで孵化した小さい子たちは食欲不振に陥ったのかドンドン死んでいきました。
心を痛める
自然の中で卵がアゲハ蝶になる確率は1/100とも1/400とも。厳しいものです。
ニームオイル散布の葉っぱを食べた幼虫のほとんどが生まれて2~3日で死んでいきましたが、シークワサーにいる子で2匹だけ4齢幼虫の大きさまで育っている子がいます。
2~3日で死んでしまうと「あーあ」で済むのですが、少し大きくなってくると可哀相度が高くなりますよねー…
ジャンボレモンで同じ時期に孵化した子は既に5齢幼虫になって本日サナギになりましたが、シークワサーで孵化した子はニームオイル効果で脱皮阻害されているのでしょう、アオムシにもならずに4齢幼虫のままです。
アオムシにもならず死んでいくのかーと、毎日見るたびにかわいそうに思っていましたが、これはこれで可愛いのでは?と思う事にしました。
ずっと4齢幼虫のままでいれば、脱皮したりサナギになった時のような危険にさらされることもないし、このままここで一生を全うすればいいんだし。
とりあえず、6月15日頃に孵化した子たちは7月2日現在も4齢幼虫のまま生きてます。
ニームオイルとの付き合い方
ニームオイルが虫には毒という事はわかりました。
アゲハ蝶の幼虫を飼育しています!とまでは言わないですが、産み付けられたアゲハ蝶の卵は駆除せず暖かく見守っている我が家としては、今後もジャンボレモンだけには散布せずにいようと思います。
ジャンボレモン以外に産み付けられた卵は、葉っぱごと切り取ってジャンボレモンに貼り付けています。
過保護やなー ^^;
ジャンボレモンはアゲハ蝶のパラダイスです♪
葉っぱもたくさんあるので、多少食べられても大丈夫!…だと思います。
ニームオイルを散布しないジャンボレモンについている虫はこれまで通り、マスキングテープでペタペタします。
原始的ですが効果的で、ジャンボレモンの健康状態が把握しやすいです。