12.9インチ iPad Pro(第5世代)を購入して1週間が経った頃、画面の周囲が緑色に滲んでいることに気づきました。Appleオンラインストアで購入して間もないため、返品交換してもらうことになりました。
その時の経緯などをまとめた記事はこちらです。
そして、ようやくAppleオンラインストアから交換品が届きました!
はたして画面の緑色の滲みは無くなっているのか?
同じ現象で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
画面の周囲の緑色の滲みは?
結論から言うと、残念ながら画面の周囲に緑色の滲みはありました。
交換品が届いたみたいや
やっと交換品の12.9インチ iPad Pro(第5世代)が届いたー
さっそく開封して電源オン!
商品名をフルネームで言わんでええねん。
で、どうなん、画面は?
あ、ダメや。前と同じで緑色に滲んでる。
でも、心なしか色が薄いような・・・
12.9インチ iPad Pro(第5世代)って、そんなもんなんやろ。
あ、商品名をフルネームで言うてもた。
そっか、これが正常なんか!
Liquid Retina XDRディスプレイ自体はとても綺麗やし、気にせずに大事にしよ~
画面の周囲が緑色に滲んでいるのは残念ですが、これまで使っていたiPad Air2と画面を単純に比較すると、Liquid Retina XDRディスプレイはとても綺麗で満足できるものです。
また交換する訳にもいきませんので、このまま大事に使い続けていきたいと思います。
Liquid Retina XDRディスプレイはダメなの?
Liquid Retina XDRディスプレイは、これまでのエッジ型バックライトの液晶ディスプレイとは構造が異なり、10,000個以上のミニLEDを敷き詰めた直下型バックライトの液晶ディスプレイです。
ディスプレイの背面全体に10,000個以上のミニLEDを詰め込んだって、すごくない!
すごいんか知らんけど、そのせいで緑色に滲んでるやん本体も厚くなってるし、どうなん?
それでもディスプレイが綺麗なのは正義なのです!
調べてみると、直下型バックライトの液晶ディスプレイは、ローカルディミングという部分駆動技術を使って、10,000個を超えるミニLEDを2,500以上のゾーンに分割して輝度を調整しているようです。
これにより、1,000,000:1のコントラスト比を実現しているとのことです。
数字が大きすぎて、そのスゴさが分かりませんが・・・
ただ、このローカルディミングによって、バックライトが点灯している箇所と点灯していない箇所の明暗の差が大きいため、白色の文字や線などの周囲に光が漏れて滲んだようになるらしいです。
これまでのエッジ型バックライトの液晶ディスプレイは、画面全体に光が常に当たって白浮きが発生すると言われますが、その反面、光が漏れて滲むような現象が起こっても気づきにくいのかもしれませんね。
Liquid Retina XDRディスプレイの恩恵を受ける場面は少ないのかもしれませんが、トータルで評価すればプラス要素が多い画期的なディスプレイだと思います。
新しいもの好きとしては所有する喜びはひとしおです!
返品交換して分かったこと
返品交換して分かったことは、この現象は製品の仕様によるもので正常であるということです。
今回のような現象をネット上で調べてみると、まったく同じ症状を訴える方々がいらっしゃいました。
中にはAppleストアや家電量販店の展示品を見て回り、どの個体にも同じ緑色に滲む現象がでていることを確認して安心したと語る方や、この現象に耐え切れず返品した方もおられました。
みんな悩んでたんやなあ
そうみたい。それぞれ苦労して自分なりに解決している感じやね。
「故障ですので直します」ってAppleさんが解決してくれるのが一番よかったけど。
これは構造上解決しない問題なのかわかりません。
それでも、今後のOSアップデートで解決されることを願います。